模型屋モッケイデザイン!
名前は適当ですが仕事は真面目。
模型制作の日常をまったりとお届けする模型屋日記
モッケイ日記を本日もお届けします
【工務店時代に知った住宅模型の重要性】
実は私、20年間ほど工務店を経営しておりました。
地元密着が心情の親父から会社を受け継ぎ、沢山の住宅を作ってきました。
結果的に経営が困難になり会社を閉めてしまうことになったのですが、それまで沢山の経験が出来ました。
20年前は最初から弊社で建てていただく事が前提のお客様が殆どでしたが、最近では何回も何回も打ち合わせをした挙句に違う工務店と契約してしまう・・・・
なんてことが頻繁に起こってしまい、ずっと頭を痛めていました。
解決策を模索し、色々な事に挑戦してきました。
・完成見学会、構造見学会の開催
・各種イベントの開催
・お得様に毎月DMを送る
・自社の強みを強化(構造や省エネ住宅化)
・各種SNSで毎日情報発信
など、試せるものは片っ端から試してみました(笑)
結果、受注は順調に増えました。
が、そのほとんどが高コストという問題が浮上しました。
そんな中、色々と試した私が思う一番コスパが良かった方法が
「住宅模型を使ったプレゼン」です!
住宅模型を見た時のお客様の喜びようと言ったら決して忘れられません!
一気にお客様との距離が縮まる感覚を覚えました。
それからは殆どのお客様に契約までして頂けるようになり、更に知人の紹介物件も増えました。
毎回、模型を作り、過去物件として事務所に模型を飾っておくと、最初の打ち合わせ時で感動していただき、初回離脱率もかなり下がりました。
会社を潰した私が言うと説得力が名かもしれませんが(笑)間違いなく住宅模型が一番プレゼンに適していると思っています!
【住宅模型制作が副業から本業になる】
工務店を辞めてはネットで出来るビジネスをしばらくやりつつ、副業として模型制作をしていました。
様々なネットビジネスを経験しているうちに、忘れていた感情が蘇ってきました。
それは「自分の作った商品でお客様が喜んでくれる」
ということ。
納品後に工務店様から沢山の感謝のメールをいただき、模型制作への思いが一段と強くなってきました。
そんな思いから一念発起し副業の模型屋から本業の模型屋となる決心をしました。
とは言いつつ、やることは以前と変わらず、真面目に心を込めて作ることだけです。
今は少しでも多くの人に模型の素晴らしさを伝えようとSNSやブログなどで情報を発信しています。
【住宅模型制作のこだわりポイント】
私が工務店時代に模型を思い付き、どこか外注出来ないかネットで探していました。
数社ほどありましたが、どこも作り込んでいる製作費の高い模型ばかり・・・・
そこで自分で制作することにしたのですが、慣れるまでは時間がかかり大変でした。
それでも制作に慣れてくるとこだわりが出てきて、かなり作り込んだこともありました。
しかし、ここである事に気が付きました。
作り込んだ模型と通常の模型、どちらもお客様の反応は一緒だということを!
つまり、お客様は模型の制度ではなく
「模型を作ってくれたことに感動してくれた」
と言うことが分かりました。
そこで、本業で模型屋を始めると時に掲げた目標が
「いかにコスパの良い模型を作れるか?」
つまり、いかに安くて効果的な模型を作れるかを考えました。
その結果、モッケイデザイン事務所では
白色の簡易模型制作の専門店になりました!
簡易模型と言っても外観は完璧に再現しますし、内部の間仕切壁も再現します。
図面では伝わらないことも模型なら間違いなく伝わります。
また、もう一つこだわりとして、あえて色を付けない事が挙げられます。
工務店時代の経験から下手に色を付けない方がお客様に変なイメージを与えるリスクを減らせます。
3Dパースなどで下手に色のイメージを付けると後で
「思っていたのと違った」
なんてことになります。
あくまでも外観と間仕切のイメージを付ける為、そして感動してもらえるための模型作りを最優先しています。
【住宅模型製作会社の思い】
最後にモッケイデザイン事務所の最大の目標をお伝えします!
それは
「お客様に感動されるプレゼン」
を低価格で工務店様にお届けする事です!
住宅模型を使って沢山受注してほしいと心から願っています。
そんな思いから、モッケイデザインでは初めての工務店様に最初の1棟を半額で制作させていただいております!
詳しくは弊社ホームページをご覧いただければ分かります。
半額で制作すると正直って赤字です(笑)
ですが、1回模型を使ったプレゼンを体験してほしいという思いから初回半額キャンペーンを続けています。
3DCADやVRなどの技術革新により模型の価値が低くなるという人もいます。
しかし、そんな時代だからこそ手作りの模型で他社との差別化ができるはずです。
住宅本体は全て職人さんが手作りをするはずです。
工務店様、施主様すべてが喜んでくれる模型作りができればうれしいと思っている模型屋の日記でした。