模型屋モッケイデザイン!
名前は適当ですが仕事は真面目。
模型制作の日常をまったりとお届けする模型屋日記
モッケイ日記を本日もお届けします
目次
【住宅模型の作り方。間取りは高さを決めて作っていくだけ】
床、外観と制作した後は内部の間仕切壁を作ります。
間仕切壁は図面通りに開口部をカットしていくのが主な作業です。
まずは間仕切壁の高さを決めてましょう!
外周部より5mmほど低く制作するとバランスが良いでしょう。
ある程度の枚数のスチレンボードを事前に高さを合わせてカットしておくとスムーズに作業ができます。
開口部は図面に記載してありますが、基本的に「ドア」「引き戸」「開き戸」「折戸」などの種類訳はしません。
全ての開口部を高さ3.5~4.0㎝ほどにカットします。
全ての開口部をカットしたらスチノリで接着します。
【間取り制作のコツ。作る順番を考えると綺麗に仕上がります】
間仕切壁を作る時にちょっとしたコツがあります!
それは制作する順番です。
端から順番に作っていくと綺麗に仕上がります。
例えば先ほどの模型ですとまずは➀の間仕切を作り次に➁の壁を作ります
この時➀の壁にしっかりと当てて➁の壁を接着しましょう。
こうすることで直角に、正確に壁を作っていけます。
その後は③の辺りを制作して最後に④の長い壁を作ります。
これを④から作ってしまうと直下が正確でない壁ができる恐れがあります。
まあすぐに直せば修正できますが、
この順番で作業するとスチノリが余計な所についてしまうので、
やはり➀から順番に作ったほうが絶対に綺麗に作れます!
【階段もスチレンボードで。段数と階高に注目!】
間仕切が終わったら、階段の制作です。
難しいようですが実は簡単。
まずは階段の段数を数えましょう!
この時、2階の床も最後の一段に足しましょう。
大体15段が多いのですが、階高(外周の高さ)をこの段数で割ります。
階高が5cmで15段の場合は
50÷15となり1段の高さが3mmちょっとになります。
この時、少し低めにしておくと良いでしょう。
大体、階段を作ると計算より大きくなるのでそれくらいで丁度良いです。
計算すると3mmか4mmになります。
3mmの場合は3mmのスチレンボードを使い、4mmの場合は2mmのスチレンボードを合わせて使います。
次に図面通りの寸法で階段をカットします。
ここでコツがあります。
奥行きは2倍の大きさで作ってください。
これは接着するためのスペースになります。
見えづらいですが1段分の奥行きにカッターで軽く線を引いています。
このパーツを段数分用意したら接着します。
接着はスチノリよりテープのりがおすすめです。
すぐにピタッと固定出るので作業がしやすいです。
テープのりで写真のように接着します。
この作業を繰り返し、階段を完成させます!
出来上がった階段を写真のように模型に接着します。
【住宅模型の仕上げにトイレやお風呂も設置しましょう!】
最後に設備関係です。
左がお風呂で右がトイレです。
お風呂はスチレンボードの紙部分のみをカットし紙を剥がすと出来上がります。
トイレは5mmのスチレンボードを2枚重ねて紙やすりでトイレの形に削っていきます。
最初だけ角をカッターでカットすると簡単に作れます。
2mmのスチレンボードでドアを取り付けて完成です!
【モッケイデザイン事務所の特徴!独自のシステム】
モッケイデザインには当社のみのシステムがあります!
【住宅模型が欲しくなったら図面を送るだけ!】
住宅模型が欲しい場合は平面図と立面図を送るだけ!
下記のフォームから図面を添付し送信していただければすぐに見積もりを返信します。